プロフィール

平下治
平下治
1978年GISに出会い、翌1979年10月ビジネスGIS専門会社株式会社ジェー・ピー・エス設立、以後一貫してビジネス分野でのGISの運用コンサルタント業務に従事。民間のマーケティング現場での出店計画や既存店の活性化、メーカー等の販売促進計画等を手がける。

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GISマーケティングの株式会社JPS


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2015年5月 アーカイブ

2015年5月11日

人口

中堅市区編(人口25~30万人)

今回は人口25~30万人の同規模中堅都市を比較してみることにしました。

2010年国勢調査データを使用していますので当時の対象となった市区は22です。

22市区の上から順に、青森市で299,520人、次いで盛岡市、福島市と続き、以下、明石市、津市、東京都豊島区、長岡市、下関市、市原市、函館市、茨木市、八尾市、水戸市、東京都目黒区、加古川市、福井市、佐世保市、平塚市、府中市、山形市、富士市の254,027人となっています。

下表をご覧ください。

同等の市区で比較しても大きな違いが読み取れます。

例えば美容室です。美容室に良くいく町は函館市と福井市。行かないのは府中市と八尾市。

一番多いのは533店舗の函館市、一番少ないのは4分の1132店舗)の府中市です。函館と府中の人口差は23,600人、ターゲット人口(20~64歳女性人口)差で見ても9,500人しかありません。一般的には地方ではほぼ市内の店舗を利用するのに対して都心では市外の美容室を利用するケースが多いということが考えられます。それにしても4倍もの店舗があるというのは興味深い現象です。

この傾向は顕著で美容室が多い地域は函館市(533)を筆頭に福井市(518)、徳島市(508)、青森市(480)、盛岡市(450)、水戸市(450)と地方都市に多くみられる。

逆に、少ない地域はやや都心に近いエリアで府中市(132)、八尾市(187)、茨木市(204)、平塚市(252)、明石市(258)、市原市(265)となっています。

ラーメン好きは東京豊島区と山形市。あまり好きではないのは八尾市と加古川市。

多いのは豊島区(109)、山形市(109)、次いで青森市(106)、函館市(106)、徳島市(106)。少ないのは八尾市(14)、加古川市(27)明石市(28)、茨木市(32)、府中市(33)、津市(34)となっています。

2015年5月26日

大丈夫なのか?日本!地域財政力指数全県で1.0を下回る

平下治の何でもランキング
都道府県編: 地域財政力番付(都道府県財政力指数)

財政力指数とは、自治体の財政力を示す指標で、基準となる収入額を支出額で割り算した数値。答えが1.0を上回れば収支バランスがとれていることを示し、逆に、1.0を下回れば収支バランスが取れていないということになります。
ちなみに1.0を上回れば基本的に地方交付税交付金が支給されないのだそうです。
1.0を含む上回っている市区町村は1708市区町村中、僅か60しかない。自立できない市区町村が実に96.5%ということになります。

 さて、今回は、その都道府県版です。これを見ると、かつて東京都と愛知県だけは1.0を上回っていましたがついに両方とも1.0を下回ってしまっています。
上位10地域は以下の通り
1位:愛知県  0.93        
2位:神奈川県 0.90       
3位:東京都  0.86
4位:千葉県  0.75
5位:埼玉県  0.73
6位:大阪府  0.72 
7位:静岡県  0.67
8位:茨城県  0.59
9位:兵庫県  0.58
10位:福岡県  0.57
なお、0.5を下回る県が30県、その内0.3を下回る県が9県もあります。43位沖縄県(0.28)、44位秋田県(0.27)、45位島根県(0.24)、46位高知県(0.23)、最下位島根県(0.22)となっています。

地方再生、地域活性化と叫ばれていますが、このままでわが日本は本当に大丈夫なのでしょうか?