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平下治
平下治
1978年GISに出会い、翌1979年10月ビジネスGIS専門会社株式会社ジェー・ピー・エス設立、以後一貫してビジネス分野でのGISの運用コンサルタント業務に従事。民間のマーケティング現場での出店計画や既存店の活性化、メーカー等の販売促進計画等を手がける。

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GISマーケティングの株式会社JPS


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医療費に大きな地域差  病院の病床数に関係が?

住民一人当たりの医療費、高知県は61万2000円、千葉県は39万円で1.57倍、入院患者では2.09倍の差(厚生労働省)
厚生労働省が行った住民1人当たり医療費調査(2011年)によると全国47都道府県で大きな差があることが分かった。
                                         (2014年8月17日読売新聞)

厚生労働省の調査によると2011年度の住民1人当たりの医療費が多い県と少ない県では1.57倍もの差があると発表した。全国で一番多い県は高知県の61万2000円、次いで山口県の60万5000円、広島県の59万円と続いている。一方少ない県は千葉県の39万円、埼玉県の39万9000円、沖縄の40万円である。
最も多い高知県と最も少ない千葉県では1.57倍の差がある。これを入院患者だけに限定した場合、高知県の33万3000円に対して千葉県は15万9000円で実に2.09の差が出ている。
ちなみに、75歳以上のいわゆる後期高齢者に限ってみると最も多い県は福岡の115万3000円、最も少ない岩手県が73万3000円の差で偶然にも全体と同じ1.57倍である。

表1:住民1人当たり医療費と人口10万人当たり病床数

表.bmp


そこで、今回は住民1人当たりの医療費でデータマップを作成してみた。
図1:都道府県別住民1人当たりの医療費MAP

医療費.bmp

これをみると中国・四国・九州が高く、北海道を除く東日本が低いことが分かる。明らかに西高東低の傾向が読み取れる。また、青森から愛知までの太平洋沿岸地域は医療費が少ないことも分かる。

なぜこれほどの差が出ているのか?政府の調べによると病院のベット数(人口10万人当たり)が多い県に医療費が高くなっている傾向にあると分析している。データマップで検証してみようと思う。

図2:人口10万人当たり病床数

図2_titleなし.png

このデータマップを見ると確かに上の医療費マップと大変よく似ている。つまり、政府が分析している通り、病床数の多い県に医療費が高いと事が見て取れる。

次回はこれをオーバーレイマップで見てみよう。



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